よかった度:★★★☆☆
少し難しかったです。下記の内容などがありました。最後半のブロックはすごくよかったです。
「モチベーションが上がらないからやらない」:
やらない言い訳でできない自分を認めたくない自己欺瞞。アドラー心理学では「劣等感」
まずは不完全な自分を認める。
感情を入れずに必要ならやる、必要なければやらないとするだけ。決めるのは自分自身。
「イライラ」:
感情には必ず目的がある。一度冷静になる必要がある。
「課題の分離」:
例えば「親の課題」、「子の課題」など、それぞれの課題に分離して、むやみに介入しない。
頼まれた時だけ「共通の課題」とする。
「ほめる・叱る」:
長期的には、ほめるのはマイナス面が大きい。
(ほめられそうでなければ、ほめられなければ、行動しなくなる、チャレンジしなくなるから)
「タテの関係」:
「反抗する」か「依存するか」のどちらかになってしまう。
「ヨコの関係」:
「ほめる・叱る」ではなく、「勇気づける」
できないのは相手の課題(課題の分離)
「課題の分離」の後は…:
コミュニケーション・話し合いが大切。コミュニケーションにより「共通の課題」にもできる
「ほめる」の長期的マイナス面はハッとしました。近年はほめることが良しとされる場面が多々あると思いますが、よくない面が多々発生するということですね。
「課題の分離」の観点から、できない相手に対しては、ほめる・叱るでなく、「勇気づける」しかないということでした。長期的になる可能性もあるということでした。
「勇気づける」ことでできるようになる人はいいとして、本当にできるようにならない人にはどうしたらいいのか。。
多くの人は問題ないかもしれませんが、現実的にそういう人も存在すると思うので、そこはなかなか難しいなと思いました。
結局のところ、人間は楽な方、甘い方に行くのが好きなんだと思いますが、そうする&そうさせていると弊害が出てくることになるんだなぁ、と思いました。
最後半ブロックでは、人生について大きく書かれていました:
共同体への所属が生きる意味になる。
幸せにするのは収入ではなく日々の充足感、勝ち負けのゼロサムゲームでなく分業・協力で「共同体感覚」を自ら育成し、幸せを生み出していく。
『自分が何をしたいかでなく』、「世界が自分に何を求めているか」「人々はなぜあなたを必要としているか」と考えれば生きている意味を探す気持ちになる。
「誰かが始めなければならない。他の人が協力的でないはないにしても、それはあなたには関係がない。私の助言はこうだ。あなたが始めるべきだ。他の人が協力的であるかどうかなど考えることなく。」(アルフレッド・アドラー)
こちらの言葉は著者が最も好きだと言われていますが、すごく強くてかっこいい言葉だと感じました。。私も好きになりました。
特にこの本の後半はさらっと読めるようになっていますが、人生を大きく捉えていてスッキリしました。


コメント